介護職は収入が低いと言われています。国の政策により徐々に上がってきていますが、それでもまだ他の職種と比べて低いと言えるでしょう。しかし介護職は自分の努力次第で収入を上げることが可能です。それでは、実際どのようにして収入を上げるのでしょうか。

まず1つ目に挙げられるのは、「資格を取る」という方法です。最もビギナー向けのものは介護職員初任者研修です。介護職としての実務経験がなくても取れるため、働き始める前に取得する人もいます。また国家資格の介護福祉士もおすすめです。この介護福祉士を受験するには実務者研修が必要なのですが、介護職員初任者研修修了者は短期間の受講で良いという風になっており、順番に取ってスキルアップしやすくなっています。

2つ目としては、「手当がつく働き方をする」ことが挙げられます。役職手当や夜勤手当、残業手当といった手当てが出る時間帯を狙って働くというものです。ただし残業手当については事業所によって異なり推奨していないところもありますので、必ず確認しましょう。またこちらの参考サイトに介護職の手当に関する詳細な情報が載っているため、気になるなら読んでみるといいかもしれません。

3つ目は、「介護職員よりもより責任のある高給な役職に就く」ということです。最も給料が高いのはその事業所の管理者ですが、ケアマネージャーなどの相談業務に携わるスタッフも給料が高くなります。

最後に挙げるのは「長く働く」ということです。介護の業界では、勤続年数の長い人を賃金アップなどの方法で支援する制度がたくさんもありますので、同じ職場で長く働くというのもおすすめの方法の1つです。